アメリカでサマータイム(夏時間)がやってきました

LA生活

アメリカでサマータイムがやってきました。春の訪れる季節の第2日曜日に、時計の針を1時間進めます。夕方の遅い時間まで、明るい時を楽しめるということです。

「急に時計の針を進めると言われても、どういうこと?」、と最初は戸惑うことと思います。実際の生活にはどのように影響するのでしょうか。サマータイムの仕組みから、生活の影響まで、色々と検討してみました。

ちなみに、今年のサマータイムは3月14日(日)の午前2時です。3月14日の午前2時になったら、時計を1時間進めて、午前3時とします。

2021年のサマータイム

アメリカではサマータイムのことをデイライトセービングタイム(Daylight saving time)と言います。略して「DST」です。今年のサマータイムは3月14日から11月7日までとなります。

3月14日の午前2時になったら、時計を1時間進めて午前3時とします。
時計を進めていますので、日の出と日の入りは1時間遅くなり、夕方の明るい時間が長くなります。

11月7日の午前2時になったら、時計を1時間遅らせて午前1時とします。
時計を遅らせているので、日の出と日の入りは1時間早くなり、朝の明るい時間が長くなります。

こちらの写真は、南カリフォルニアのクラシック音楽専門ラジオ番組の3月14日の番組表です。一つの音楽は長くても30分程度までのことが多いですが、1:58 amにWaltzとあり、次の曲は2 amを飛ばして3 amからSymphony #6となっています

サマータイムの影響

どういうことか、ちょっと分かりづらいですね。簡単に言い変えると、「サマータイムの期間は、活動時間を1時間早くずらしましょう。日が出ている時間を長く活用するために、1時間早く起きて、1時間早く就寝しましょう。」と言うことです。夏至の日の出は、標準時間だと4時半頃です。普段6、7時に起きていれば、いつもより1時間早く起きることで、日が出ている時間帯に活動できる時間は長くなります。

こちらが実際の午後7時の写真です。空がまだ明るいのが分かります。

自転車でもライトなしで7時半ごろまで走れます。8時になると、空はほとんど真っ暗になりました。

このように比較的遅い時間まで明るいので、仕事を早めに切り上げてゴルフコースに行ったり、ビーチまで車で行って景色を楽しんだりと、アフターファイブを楽しむことができます

色々とメリットが多いですが、朝は急に1時間早く起きる生活に切り替えないといけないこと、日本との時差も変わってくるなどの点には注意が必要です。

日本との時差

さて、その日本との時差ですが、今までとは1時間ずれます。

標準時間(Standard time)では、ロサンゼルスと東京の時差は17時間です。
ロサンゼルスが午後8時なら、東京は午後1時。

サマータイム(Daylight saving time)では、ロサンゼルスと東京の時差は16時間あります。
ロサンゼルスが午後8時なら、東京は午後12時です。

サマータイムの間、Facetimeなどのビデオ電話やZOOMで会議をする際はどの時間帯がいいでしょうか。

ロサンゼルスでプライベート時間に連絡を取るならば、朝早く起きてロサンゼルスの朝6時-8時は、日本の夜10時-12時にあたり、プライベートな連絡はしやすくなります。また、ロサンゼルスの夜7-12時は、日本の午前11時-夕方4時になるので、勤務中の相手に連絡は取りやすいことが多いでしょう。

まとめ

今回はアメリカのサマータイムについてご紹介しました。

サマータイムの始まる日と終わる日が来たら、前日の夜寝る前に時計を予め調整しておきましょう。

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