カリフォルニア州の運転免許試験(筆記試験)を受ける!気をつけるべき5つのポイントを紹介

ロサンゼルスに住むと、こちらは車社会で、車の運転なしにはやっていけないことが分かります。

運転免許を取るにはどうしたら良いでしょうか。

カリフォルニア州で運転免許を取得するための手続きやポイントを

  • 1)筆記試験
  • 2)運転実技試験

の二つに分けてご説明していきます。

今回は仮免許試験について、自分の経験からご紹介していきたいと思います。

なお、アメリカは州ごとに運転免許証が異なり、交通ルールや免許に関する決まりごとが異なります。本記事はカリフォルニア州の現在(2021年6月現在)の情報を記載していますので、ご確認ください。

それでは、仮免許試験の手順を見ていきましょう

カリフォルニア州で運転免許試験を受ける際に気をつけること

まずは運転免許試験(仮免許)を受ける際に気をつける5つのポイントをご紹介します。

  1. 渡米してから10日以内に運転免許試験の予約をする
  2. 運転する際は、国際運転免許証と日本の運転免許証を携帯する
  3. 提出書類を確認する
  4. 試験問題は過去問をインターネットで入手可能
  5. 運転練習許可証の有効期間は1年間

順番にご説明していきます。

渡米してから10日以内に運転免許試験を受ける必要がある

DMV(Department of Motor Vesicle)のサイトには「新しい居住者(New Resident)は10日以内にカリフォルニア州のDMVに行き、ID Card(身分証明カード)もしくはDriver License(運転免許証)の予約をすること」とされています。

運転免許証はすぐには取れませんので、筆記試験を受けてInstruction Permit(運転練習許可証)を取得する必要があります。

なお、2015年5月から日本の運転免許証と国際運転免許証があれば、とりあえずDMVで運転練習許可証を発行できるようになったようです。カリフォルニア州運転免許を取るには結局は筆記試験から受ける必要がありますが、暫定的に運転する場合は先に運転練習許可証を発行してもらうのもありかもしれません。

運転する際は、国際運転免許証と日本の運転免許証を携帯する

カリフォルニア州に移住する場合、

  • 国際運転免許証
  • 日本の運転免許証

以上の2点を携帯していれば、最初の10日間は運転して良いことになっています。

左右の車線が日本と違ったり、赤信号で右折が可能であったり、日本の運転と若干異なる点がありますので、交通ルールを知って安全な運転で練習しましょう。現地で知り合いがいれば、一緒に乗ってみてもらうのも安心ですね。

筆記試験の準備

日常生活の運転をしながら、筆記試験の準備をします。

提出書類を確認する

提出書類は、DMVのホームページで確認しましょう。

ビザによっても多少必要書類は変わってきます。僕はJ1-VISAのため、勤務先の研究室から発行されたDS2019も同時に必要となりました。

住所を証明する書類が2種類必要となりますので、住居の契約書と、公共料金の伝票など、2つ持っていきます。

筆記試験の過去問を勉強する

以前は、「羅府テレフォンガイド」が配布されていて、ここに筆記試験の過去問が載っていました。現在は発行されていないようです。Amazonで電子版が99円で買えますが、電子版には筆記試験の過去問は載っていませんでした。

現在は、インターネット上で過去に試験を受けた方々が問題を載せてくださっています。ここのサイトはとてもよくまとまっていて、オススメです。

僕は、筆記試験の問題集を印刷して、1回通してやったら、間違えたところを間違えなくなるまで繰り返しやりました。試験当日の朝に、列に並んで待っている間に、復習もし、合格することができました。

普通に勉強すれば合格できる試験です。英語で受けましたが、日本語でも受けることができるので、心配な方はそちらでも大丈夫です。

筆記試験当日

列に並んで待つ

コロナになってから、感染対策のため、DMVの外で列を作って待つことになりました。

時期によりますが、2021年6月に僕が受けた時は朝7時から並んで2時間待ちました。2021年の9月末に受けにいった友人は、ほとんど待たなかったと言います。

列に並んでいると、途中でスタッフが「申し込みが事前にインターネットで済んでいるか」を確認しにきます。まだの場合は、QRコードを提示され、携帯から申し込みを手続きします。

DMVの前まで来ると、スタッフがこちらの電話番号を確認し、携帯のメッセージで順番に案内するので連絡を待つように言われます。

僕は近くのスタバで待って、メッセージが来たらすぐに戻ってDMV内に入れました。

DMV内に入ったら書類確認をする

受付に呼ばれたら、持参書類を提出し、指紋を採取されます。

僕は、DS2019を持参するのを忘れてしまいましたが、持っていたPC内にPDFが入っていたので、それを確認してもらって通してもらえました。書類の確認は、事前にしっかりしましょう。

試験費用の37ドルを支払います。

視力検査を行います。結構小さいので、メガネはちゃんと見えるものをしていきましょう。

写真を撮る

書類の確認と手続きが一通り終わると、写真撮影の場所に行くように言われます。

ここで、写真を撮ります。

カメラの前に立つと、容赦無くシャッターを切られるので、心の準備をして、よそ見せずカメラを見つめていましょう。

筆記試験をコンピューターで受ける

この空間では、携帯の使用は禁止です。

パソコンの前に立って、試験を開始します。

自分が受けたい言語を選んで試験開始です。

試験は36問で、30問以上正解で合格です。分からない問題はスキップできますが、最後にまた回ってくるので、とにかくスキップせず答えた方がベターです。

3回不合格だと、追加で7ドル払ってまた受けることになります。

その後の手続き

次は実技試験

運転練習許可証(Instruction permit)を取得したら、後は実技試験を受けて合格すれば運転免許をもらうことができます。

運転実技試験(Behind-the-Wheel Drive Test)については次の記事で詳しく書きましたので、ご参考にしてください。

運転練習許可証の有効期間は1年間

仮免許取得後は、「18歳以上でカリフォルニア州の運転免許を持ち、1年以上の運転経験がある人」を同伴すれば、運転練習許可証を持って運転することができます。

運転練習許可証の有効期間は1年間です。実技試験の予約は1ヶ月先まで埋まっていることが多いので、早めに予約しましょう。

なお、DMVに支払った試験費用や運転練習許可証は1年間有効なので、1年以内に実技試験を受けなかった場合は最初からやり直しになります。

「仮免許証と国際運転免許」で運転していいのか?

僕はサンタモニカDMVのスタッフに、「運転練習許可証と国際運転免許を携帯すれば運転できる」と言われ、カルバーシティDMVでの実技試験の際にも「運転練習許可証と国際運転免許」の二つを持参しています、と話したら問題なく実技試験を受けられました。

DMVによって対応が異なるようなので、本来ならば「カリフォルニア州の運転免許を持ち、1年以上の運転経験がある人」の同伴が必要で、実技試験の際にも同伴してもらう必要があるようです。

気をつけましょう。

また、もし「運転練習許可証と国際運転免許」で運転して良い場合でも、国際運転免許証が切れると一人で運転していくことができません。国際運転免許の期限は、日本で発行してから1年ですので、期限切れには注意しましょう。

まとめ

今回は、カリフォルニア州の運転免許試験の運転練習許可証を取得するまでの流れと、気をつけるべき5つのポイントをご紹介しました。

次の実技試験の記事も参考にしてください。

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