アメリカで自動車を駐車する際の注意!takaが経験した路上駐車・パーキングメーター・駐車場の使い方

LA生活

アメリカは車社会で自動車での移動は必須です。

買い物に出かけた時や、繁華街など、どこに停めたら良いか分かりづらいことがあります。また、ちょっと停めたいだけなのに、近くには値段の高い駐車場しか無い場合もあります。

車を停める場所はどこにしたら良いでしょうか。場所によっては駐車料金が非常に高いので、より安く停められる場所を知っておくと便利です。また、路駐をしたい時にはパーキングメーターをどうやって使えば良いでしょうか。

ロサンゼルスで車生活をしてみて分かったことをお伝えします。

なお、州ごとに交通ルールが異なりますので、運転前には各自その州の交通ルールをご確認ください。違反をすると警察に罰せられたり、自動車保険の保険料が高くなることがあります。

どこに停めたら良いか

車を停める場所は大きく分けて、以下の4種類です。

  • メーターの無い路上
  • メーターのある路上
  • スーパーなどのお店の駐車場
  • 商業施設が集まっている場所などの駐車場

メーターの無い路上駐車と、スーパーなどのお店の駐車場は、基本的に無料です。路上駐車は、便利ですが、標識には常に気をつける必要があります。

それでは順番に見ていきましょう。

メーターの無い路上

ここは基本的に無料で停められます。交通量の少ない住宅街などにみられます。行きたいお店の周囲にはメーターのある路上しか無いけど、ちょっと歩いてもいいならば、少し住宅街に入ると無料で停められることがあります。

注意する点は、1)縁石の色と、2)標識、です。定期的に、駐車違反を取り締まる警察の車が街を走っていて取り締まっています。

縁石の色

縁石が赤く塗られているところは駐車禁止です。ここは避けましょう。その他、カリフォルニア州では以下のように縁石の色でルールが決まっています。また、住宅街で個人宅のガレージの前など、遮るようなところは常識として停めないようにします。免許を取る際に勉強しますので、交通ルールをよく確認しておきましょう。

赤:駐停車禁止。
緑:決められた時間のみの駐車可能。標識を確認するべし。
黄:人の乗り降りや荷物の積み下ろしのみ駐車可能。商用でない車のドライバーは運転席に残ること。
白:人の乗り降り、郵便物をとる際の短時間のみ駐車可能。
青:ハンディキャップの方のみ駐車可能(特別なライセンスプレート必要)
なし(コンクリートのグレー色):駐停車可能

標識

見落としがちなのは、標識です。

1点目は、制限時間と時間帯が決まっている場所です。「日曜以外は午前8時から午後8時まで2時間だけ駐車可能(2 hour parking 8 AM to 8 PM except sunday)」などと指定されています。

2点目は、1週間のうちの停めてはいけない時間帯が指定されている場所です。「清掃のため火曜の午前9-11時は駐車禁止(No parking 9 AM-11 AM TUESDAY street sweeping)」などと書いた標識があるので、確認しましょう。

駐車違反をすると罰金を取られます。場所や状況によって値段は変わってきます。また、違反があると自動車保険料が高くなることがありますので、気をつけましょう。

メーターのある路上

比較的交通量の多い場所で路駐ができる場所は、メーターが設置されています。

注意することは、メーターの無い路上での駐車と基本的には注意点は同じです。ここでは、メーターの使い方をご紹介します。

ステップ1:車を停める

メーターの前に車を停めます。縁石が赤く塗られているところなどには掛からないように注意します。

この時点で、メーターのランプは赤く点滅しています(写真では点滅の瞬間が撮れなかったので光って見えませんが)。

ステップ2:料金を支払う

料金を現金かクレジットカードで支払います。ここでは2時間で2ドルでした。最短時間は15分から停められます。「+TIME」「-TIME」ボタンを押して、希望の時間を設定します。多くのパーキングメーターは時間の上限が決められています。

時間を決めて、クレジットカードを挿入すると、承認プロセスが開始します。

これで完了です。赤く点滅していたランプは、緑色の点滅に変わりました。11時7分までの2時間が駐車可能となりました。この時間を過ぎると、ランプは赤になり、そのまま駐車していると駐車違反となります。時間が来る前にまた運転に戻る場合は、そのまま立ち去ってOKです。

たまに、交通量の少ないところで、パーキングメーターのランプが点滅しておらず、画面に”No need to purchase”などと書かれている場合は、お金を支払う必要はないようです。

休日だけ無料になるメーターもありました。

ステップ3:駐車が終了したら

そのままその場を離れて大丈夫です。返金はありません。

駐車する際は、くれぐれも標識には注意するようにしましょう

スーパーなどのお店の駐車場

お店の駐車場は、そのお店で買うのならば自由に停められるところがほとんどだと思います。たまに有料の場所もありますが、その場合は次の項目でお話しする「バリデーション」が必要になります。

常識的に、「他のお店に行くつもりだけれど、無料で便利だからここの駐車場を使ってしまおう」、という停め方は迷惑になりますのでやめましょう。

商業施設が集まっている場所の駐車場

駐車場はゲートがあり、「2時間まで無料で、以降15分おきに2ドル」などと一定時間以上で有料になるものがあります。また、お店で購入の証明をしてもらい、無料で駐車できるものもあります。

通常、駐車場に入るゲートでチケットを受け取り、買い物などが終わったらチケットのバリデーション(Validation:有効化)をして、駐車場を出るときのゲートでチケットを使います。買い物に行く際には、ゲートで受け取ったチケットは必ず携帯しましょう。

チケットのバリデーション

買い物が終わったら、駐車場のゲートで取ったチケットをバリデーションする必要があります。チケットには入場した時間が記録されています。帰る前にバリデーションをします。チケットがバリデーションされていると、出口のゲートを通過して帰ることができます。

バリデーションとは何でしょうか。

買い物をしたら駐車料金が無料になる場所では、通常レジで「購入しましたよ」というバリデーションをしてくれます。あるいは、駐車料金を払う場所では、買い物後に機械で駐車料金を支払うことで、チケットがバリデーションされます。チケットがバリデーションされることで、「駐車料金を支払ったよ」、「駐車場の無料使用許可が降りているよ」、という証明になります。

機械でのバリデーションの仕方

自分でバリデーションをする場合は、お店の出口や駐車場にバリデーションの機械を探します。このお店では出口にこのような機械がありましたので、チケットを挿入します。

チケットを機械に入れるとバリデーションのプリント(図の赤丸)がされるので、これを駐車場出口のゲートで挿入すると、駐車場を出ることができまs。このお店は、2時間までは無料で、それ以降は15分毎に料金が追加される駐車場でした。

どこでバリデーションするか分からない時は、買い物をした時に”Where can I validate the parking ticket?”(どこで駐車券を有効化できますか?)と確認しておくとよいでしょう。

出口ゲートでバリデーションしていないことに気づくと遅いので、車に乗る前にバリデーションを済ませておくように注意が必要です。

駐車場の値段を事前に確認しよう

この写真は、あるオフィスビルの駐車場ですが、15分毎に2.60ドル($2.60 Each 15 Min)、1日最大18.20ドル($18.20 Daily Max)と書かれています。用事で1,2時間程度停めたい場合は、1時間で10.40ドルです。ここに停めるよりは、メーターがある場所の路上駐車の方が安い(2時間で2ドル)のでがリーズナブルです。

場所によっては最初の90分無料などの駐車場もあります。値段を確認して、使いやすい駐車場を見つけるのが大切です。

takaの経験から、停める場所を選ぶコツ

僕のロサンゼルスで生活した経験からすると、いくつかにまとめられます。

ショッピングセンターなどは2時間無料でその後もそこまで高く無いところが多いため、ショッピングセンターの駐車場に停めます。

繁華街では、いくつかの立体駐車場があることが多いので、安い駐車場を知っておくと便利です。オフィスビルは高いことが多いので、なるべく避けます。

お店に行く時は、専用の駐車場があれば無料で使えることが多いので利用します。駐車場がない場所では、メーターのある路上で駐車することが多いです。住宅街が近くの場合は、ちょっと歩いてもいいので無料の場所に停めることができるか探してみます。

さいごに

いかがでしたでしょうか。慣れないと焦りますが、少しずつ知っていくと安心して運転できるようになると思います。州毎に法律が違いますので、自分の州のルールを確認しておきましょう。

それでは、安全運転でドライブを楽しんでください。

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