ロサンゼルスのサンタモニカで過ごしていると、バーガーやメキシカン料理を食べる機会が多いですが、ちょっと珍しいものも食べたくなってきます。
そんな時にオススメな料理が、ケイジャン料理です。
聞いたことがある人もいると思いますが、ケイジャン料理はアメリカ南部の郷土料理として有名です。
今回は、ケイジャン料理店の中でも海鮮をたくさん味わうことのできるお店「ボイリングクラブ(The Boiling Crab)」をご紹介します。
手づかみで楽しく食べるお店です!
そもそもケイジャン料理とは?
ケイジャン料理とはどんな料理なのでしょうか。
18世紀にフランス人入植者が北米の大西洋海岸に住み付き、その土地をアカディアと名付けましたが、そこから一部の人がルイジアナ州に移動しました。このルイジアナ州に移住した人が作り出した南アメリカの郷土料理のことをケイジャン料理と言います。
西アフリカ、フランス、スペインの料理の影響を受けていると言われています。
ケイジャン調味料は、塩と様々なスパイスで作られるのが特徴で、ニンニクとカイエンペッパーを使うのが一般的です。その他、ピーマン、パプリカ、ネギ、パセリなどをよく使用するようです。
僕も初めて食べましたが、独特のスパイスが効いていて、特徴のある風味でした。特にニンニクの香りがすごく強く、食欲がそそられました。
ケイジャン料理店「ボイリングクラブ」
今回紹介するのは、サンタモニカで有名なケイジャン料理の一つに「ボイリングクラブ(The Boiling Crab)」です。
明るい雰囲気のお店で、地元の人に人気店なため、いつも行列ができています。お店に入ると、店内と中庭のテーブルの好きな方を選ぶことができます。
僕は明るい中庭のテーブルを選びました。
テーブルには紙のテーブルクロスが敷かれ、大量の紙ナプキンが支給されます。ここで味わう海鮮料理は、すべて手づかみで殻を取りながら楽しむのです!ちょっとしたエンターテインメントですね。
名前:The Boiling Crab
アドレス:10875 Kinross Ave, Los Angeles, CA 90024
連絡先:Tel (310) 208-4888
営業時間:平日3pm-10pm, 土日12pm-10pm
グーグルマップ:https://goo.gl/maps/cLghTLJesQYDMGdn6
予約ができず、いつも食事時は行列ができているので、早めに行くことをオススメします。
僕は5時に行って、ほとんど待たずに入れました。7時ごろにお店を出たのですが、その時にはかなりの人数が外で待っていました。早めに行って正解でした。
近くには専用の駐車場がないので、メーター付きの路上駐車を探して停めるのがいいでしょう。多少歩いても、路上駐車がお得です。
僕はどうしても停めるところがない時には、近くにトレーダージョーズ(Trader Joe’s)のスーパーがありますので、そこの駐車場に停めています。スーパーで買い物をすれば、2時間無料になります。
オススメのケイジャン料理
それでは、このお店で特にオススメするケイジャン料理を紹介したいと思います。
ロブスター
やはりロブスターは絶品ですね。自分で殻を砕いてほじくりながら食べます。身は柔らかく茹で上がっていて、殻の中のミソも美味しくいただけます。ケイジャンの独特なソースで味がつけられています。
ロブスターはメニューで時価となっていました。気になるお値段ですが、僕が頼んだ時は一尾39ドルでした。
その他に、ザリガニ(Crayfish/Crawfish)もオススメの料理と聞きました。今回ちょっと食べる勇気はなかったので、次回にします。。
クラム
あさりのような貝の蒸し焼きです。これもケイジャンソースに浸かっています。
後ほど、ご飯(steamed rice)を頼んで、この貝の出汁が出たソースをかけていただくのですが、これがとても美味しいです。
お店に行った際は、ぜひ最後に試してみてください。
ソフトシェルクラブ
脱皮直後のまだ殻が柔らかい蟹をそのまま油で揚げた料理です。殻ごと簡単に食べることができます。ポテトフライも一緒についてきます。
レモン&ペッパーで香りづけしていただくと、さっぱりしてとても良いです。
ソフトシェルクラブの揚げ物は、ケイジャン料理に限らず、アメリカでは昔からよくある料理です。
僕が20年ほど前にアメリカに来た時も、ソフトシェルクラブの揚げ物はよくレストランで見かけました。
さいごに
今回は、アメリカ南部の郷土料理であるケイジャンのお店「ボイリングクラブ」についてご紹介しました。
大人数でワイワイやりながら食べると楽しいレストランです。
近くにいらした際には、ぜひ寄ってみてください。
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